閑話休題〜支援における戦略的巻き込み力のススメ

閑話休題〜戦略的自主広報のススメ

はい、こんにちは。

今日は、自主的な?支援における広報について書いていきます。

広報の必要性は皆さんおわかりかと思います。ですが、今一度、広報について考え直してみませんか?

広報は利用者を増やしたり、逆に利用者が少ない原因を考えたり、広報から色んな角度で考えることができると思います。

地域を味方につければいろいろとお手伝いして頂けたりもしますよね。

ではまず、何を伝えていくのか。私が意識していたのは以下の点です。

・団体の現状について

・資金難

・どんな人たちを支援しているか

・自分たちがしている努力について

・逆にできないことについて

わかりやすい物語として伝えていくのが楽です。堅苦しい話だと忘れられてしまいがち。皆さんもそうじゃないですか?

ということで、簡単にざっと、世間話程度で、まず話をしてみましょう。そこからまた支援へのフィードバックを受けられるかもしれませんよ。

そして、できることと、できないことについてメリハリをつけて、その場にいる人たちを味方につけましょう。これは支援活動に対して真摯な姿勢を示す、という意図があります。 そうすれば口コミも期待できるでしょう。また、実際に支援してくれるかもしれません。

更に、自分の団体を客観視する訓練にも繋がります。

自分たちがしている努力については相手の関心を引きつけるチャンスになります。

ということで、一度広報を見直しませんか?

というお話でした!

〜劣化する支援6〜名古屋

ー劣化する支援名古屋ーに参加してきました!

さて、とりあえず今日は会に参加する中で私が捉えた

問題提起を書いておきます。

まず、

1.支援が自己実現の道具化していること

2.それに付随していわゆるオシャレNPOが多いこと

3.オシャレNPOによって潜在化された貧困問題などがある

こと

4.資金を集めようとすると支援が無駄に派手になりがち問題

5.20代から30代ボランティアはNPOに関わるべきではないのか?

6.潜在化すると一般人から見えなくしまうこと

7.社会的インパクト評価は悪魔👿か天使👼か?

8.引きこもりの人材定着率の低さ

9.クラウドファンディングで資金が集まらない

10.専門性が低いままに卒業して支援者になる

11.安易に資格を作りすぎ問題

12.専門家、問題知識ない問題

13.専門家養成課程問題

14.一部のカリスマが辞めたら支援も終わらせよう問題

私が問題に感じたのは以上です。

問題が解決できないものは私が考えた感じに、ありませんでした。

ですので、明日は解答編を書いていきます。

精神的な病を持つ親に注目して ー引用参考文献ー

引用・参考文献

阿部俊彦(2008).
精神障害者のコミュニケーションと自立
東海学院大学紀要 2 p17~24


馬場康宏(2015) 東京成徳短期大学 紀要 第48号 47-54
青年期の愛着スタイルと被援助志向性


Chris Dearden and Saul Becker(2004)Young Carers in the UK Report
First published in September  by:Carers UK The Childrens Society
20/25 Glasshouse Yard London EC1A 4JT


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自尊感情社会的排除・拒絶への反応に及ぼす効果
関西大学社会学部紀要』第37巻 第2号 pp.29-41


遠藤由美(1999).
自尊感情」を関係性からとらえ直す


遠藤由美・坂東哲也(2006).
関西大『社会学部紀要』第38巻 第1号 pp.39-55
―他者からのフィードバックの解釈に影響を及ぼす自尊感情の効果


藤木由佳・山口豊一(2012).跡見学園女子大学付属心理教育相談所紀要(9) 31-42
対人信頼および友人関係が自尊感情に与える影響


後藤綾文・平石賢二(2013).学校心理学研究 第13巻 第1号 53-64
中学生における同じ学級の友人への被援助志向性―学級の援助要請規範と個人の援助要請態度、援助不安との関連―


茨木友子・余語真夫・橋本宰(2004).同志社心理 (51)10-16
大学生におけるネガティブな秘密の保持とパーソナリティおよび精神的健康の検討


Janet Warren, Anglia Ruskin (2008) Research, Policy and Planning 26(1), 45-56
Young carers: still ‘hidden’ after all these years?
University, Cambridge
ssrg.org.uk/wp-content/uploads/2012/02/rpp261/young.pdf


北山沙和子(2015).学校教育学研究 27,25-29 
家族内役割を担う子どもたちの現状と課題 ―ヤングケアラー実態調査から―


松宮秀髙(2012).人間と科学 県立広島大学保健福祉学部誌12(1)103~115
    児童虐待と親のメンタルヘルス問題の接点 ―先行研究に見るその実態―


三富紀敬,(2000),『イギリスの在宅介護者』ミネルヴァ書房


三富紀敬,(2008),『イギリスのコミュニティケアと介護者――介護者支援の国際的展開』ミネルヴァ書房


森田久美子(2013).立正大学社会福祉研究所年報第15号89~106
精神障害のある親を介護する子どもに関する研究の動向と展望


森田久美子(2013) 立正大学社会福祉研究年報 第15号 p89-106
精神障害の親を介護する子どもに関する研究の動向と展望


森田久美子(2010)  立正社会福祉研究 第12巻1号 p1-10
メンタルヘルス問題の親を持つ子どもの経験
―不安障害の親をケアする青年のライフストーリー―


諸富祥彦(2016) 臨床精神医学 45(7):869-875 自己肯定感と自己受容


S,Becker. (2002) .‘Young cares’, in M, Davies (ed):The Blackwell encyclopedia of work, Oxford:Blackwell, P.378


佐藤純(2013).茨城県立医療大学紀要 第18巻 Volume 18 p33~39
大学生が自己援助を志向する理由の検討


柴崎智恵子(2005).人間福祉研究 第8 号2005 (平成17)年度
家族ケアを担う児童の生活に関する基礎的研究
――イギリスの“ Young  Carers” 調査報告書を中心に――


鈴木素子・寺嵜正治・金光義弘(1998).川崎医療福祉学会 Vol.8 No.1 p55~64 
青年期における友人関係期待と、現実の友人関係に関する研究


澁谷智子(2012).理論と動態 (5), 2-23, 社会理論・動態研究所子どもがケアを担うとき : ヤングケアラーになった人/ならなかった人の語りと理論的考察


武田弘子(2010)学校臨床心理学研究 第8号 p103-123
親の精神疾患と子どもの問題との関連及び学校における支援についての研究


田野中恭子・土田幸子・遠藤淑美(2015).ドイツにおける精神に障害のある親をもつ子どもへの支援 ―CHIMPS に焦点をあてて―


佛教大学保健医療技術学部論集 第9号
田野中恭子・遠藤 淑美・永井 香織・芝山 江美子(2016) 佛教大学保健医療技術学部論集 第10号  統合失調症を患う母親と暮らした娘の経験